縮小人間 ミクロの恐怖〈SF恐怖シリーズ2〉

R・マシスン（著） 各務三郎（訳）伊藤展安（表紙。口絵・挿絵）

これはおそろしい物語です。放射能をおびた波をかぶった男が、その後、殺虫剤の霧にふれたために
身長が縮んでいく話なのです。放射能と殺虫剤でからだが縮むなんて、ばかばかしいと思うでしょうが、
百万分の一の確率で、その現象がおこったのです。この物語は1インチまで縮んでしまったスコットの、
最後の七日間の冒険です。（はじめに）より

秋田書店／昭和49年9月20日・初版／194mmX134mm／174P
天地小口に点シミ（下の写真参照）経年のヤケ・シミ・ヨゴレ。 ※文鎮は商品ではありません。